2023年9月13日、Jetbrains 社から RustRover という Rust 用 IDE が出ました。
私は Rust は興味はあったものの触れてこなかったので、これを機に入門してみました。
インストール
おすすめは Jetbrains Toolsbox からのインストールです。
RustRover 単体でもインストールできますが、Jetbrains Toolbox を使うと複数の IDE をまとめて管理できます。
RustRover をインストールして起動してみます。
Rust をインストールしていないので、Toolchain version が N/A となっています。Install Rustup
から Rustup をインストールします。
Toolchain version の表示が N/A から 1.72.1 に変わりました。
次は、標準ライブラリをインストールします。Download via Rustup
でインストールします。
標準ライブラリのパスが表示され、インストールできたことがわかります。
プロジェクトを作成すると、Hello World のコードがデフォルトで作成されます。cargo new
コマンドでプロジェクトを作成するのと同じような感じです。
画像中央の矢印ボタンからコードを実行できます。
実行すると Hello, world!
が出力されました!
これで開発環境の構築は終わりです。
補足: このあと ~/.cargo/bin
の PATH
環境変数の設定ができていないことがわかったので設定しました。
チュートリアル
Rust は丁寧なチュートリアルがあるので、まずはそれを読んでいきます。
私が読んだときは、英語版が Rust 1.67.1、日本語版が Rust 1.58 だったので、英語版と日本語版を並べながら読みました。
意外と差分はあり、日本語版には4匹いるフェリス (カニのマスコット) が英語版では3匹になっていました (;o;)