まとめ
Shift
を2回押してどこでも検索を使おう。
まえがき
一般的に効率的にコーディングするためにはキーボードショートカット (以下、ショートカット) を使い、キーボードから極力手を離さないという方法があります。
しかし Intellij の場合、たくさんあるショートカットを覚えるのは大変ですし、操作によってはショートカットの割当設定が必要になるかもしれません。
また、Key Promoter X などのショートカットを教えてくれるプラグインがありますが、通知がたくさん出るのが私には合いませんでした。
どこでも検索
そこで私が使っているのがどこでも検索という機能です。
機能の詳細は Intellij のドキュメントに任せますが、これによりショートカットを1つ1つ覚えたり設定する必要はなくなります。加えてショートカットを教えてくれるので、私はよく使う操作のショートカットを覚えることができました。
使い方
Shift + Shift
(Shift
キーを2回) で呼び出すことができます。
以下に2つ使用例を載せました。
例1: Git のブランチ切り替え
よく行う操作に Git のブランチ切り替えがあります。これをどこでも検索でやります。
まず、どこでも検索の検索ウィンドウを開き、「git branch」で検索したのが次の画像です。
Branches...
の横に書かれている Ctrl+Shift+`
は割り当てられているショートカットです。何度も実行しているうちに目に入って覚えられると思います。
実行するとブランチを管理するウィンドウが開きます。
例2: タブを全て閉じる
次は現在開いているタブをすべて閉じます。
どこでも検索で「close」と入力すると候補に Close All Tabs が出てきました。これを実行するとタブを全て閉じることができます。
この操作にはショートカットがデフォルトで割り当てられていません。もちろん自分で割当設定をしてもいいのですが、設定が面倒であればこのように実行できます。
おわり
いちいち検索するのが面倒という意見がありそうですが、個人的には Emacs で関数を実行する感覚で使っていて気になりません。